和音って不思議

ボイシングといったほうがいいのか。
一音抜けるとえらいちがい。
逆に考えると、打ち込み派の私が、音を一音ずつ重ねて和音を作るとき
音が足りない状態でプレビュー(聞いてみる)をしてしまうと、うまくいかない。
未完成の和音はイマイチにしか聞こえず、そこへ更に音を足すよりも、他の可能性を試そうとしてしまうのだ。


対策を考えよう。
はじめから完成した和音の響くイメージをある程度持っておくか、
音が足りない状態で聞いても、そのハーモニーを認識し、使いこなす術をみにつけるか。


後者はこういうことだ。
「一音抜けるとえらいちがい」と今の私は感じているが、他の人はそれほどそうは思わないかもしれない。
そしてそれは、私のハーモニーに対する感覚が にぶい からかもしれないのだ。


こういう感覚をやしなうのに、キーボードがあるとよさそうだな、とおもう。
両手十本指があれば十分。どんな和音もすきに弾いて確かめることができる。
そこで、おもいだした。パソコンのキーボードで音をならすソフトを昔作ったんだった。


この手のソフトはフリーソフトでもいくつもあるんだけど、私が自分で作ったソフトは他にあまりない(と思う)特徴があって
ピアノやキーボードと違って、黒鍵・白鍵の区別がないのだ。
ピアノなどはドから白鍵だけ弾いていけば、ドレミファソラシドの音階が出るようになっているが
私のソフトは全ての音が半音で並べられている。
なので、ドレミファソラシド(移動ド)を弾こうと思ったら、全全半全全全半の間隔で
ZCBN,/AS ADGHK;]Q などと打つ必要がある。
この方が、作曲する身には適してると思ってこうしたんだけど、
作った割にほとんど使ってないので、この考えが正しいのかはよくわからない。
このソフト、和音も一応鳴るので、こいつでちょっとハーモニーの研究をしてみようかとおもう。