AG系

色の話です。


まず独自に名づけた12色相。括弧内は読み方ではなく、由来です。
Y(イエロー)
YG
G(グリーン)
AG
A(アクア=水色)
AB
B(ブルー)
M(紫)
P(ピンク)
PR
R(レッド)
O(オレンジ)


これに、独自の9色調を組み合わせます。詳細は略。
あわい、すんだ、しろい、しぶい、にぶい、つよい
くろい、くらい、あかるい


PCCS表色系を参考にして作りました。
色相と色調の組み合わせで、色を表すことができます。
例えば、上の絵の髪の色は、しぶいAGです。たぶん。


たぶん、なんて適当でいいのかというと、
いいんです。
とにかく、自分なりに色をまとめたことが重要だと思います。


さらに、根拠のないこだわりで、色の選択にはRGBを使用してます。




そいうえば、まだ書いてなかったと思うので、ついでにこれも。


色空間は三次元だ、と。
RGBで表すと、立方体になります。
例えば、黒の頂点から対角線上に無彩色(黒、グレー、白)が並びます。
この対角線のまわりを一周すると、いわゆる色相環になります。


で、本題。
この立方体を、自分の部屋(直方体)に当てはめて考えてみました。
部屋の隅、パソコンがおいてある所の足元が黒。
その頭上が青(B)、右手方向の隅が緑(G)、背中の方の隅が赤(R)。
部屋の天井の真ん中にある、蛍光灯の中心の色は
RGBで(128,128,255)です。


こんな風に、部屋の中の点の座標(XYZ)をRGBに読みかえて
その点の色とします。
これで、RGBで表せる全ての色が、私の部屋に詰めこまれたことになります。
おもしろいでしょ?


ところが、実際に運用(?)してみると、ある問題に気付きました。


先に言ったように、部屋の対角線上に「無彩色ライン」があるのですが
この付近では、少し位置がずれただけで色相が大きく変わってしまうのです。
例えば、グレーに近い黄色のとなりにグレー、そのとなりにグレーに近い青、
その向こうにグレーに近い赤、といった具合です。
これによって、色相の概念の重要性がわかりました。


さらに、部屋の中というのは、意外と何も無い空間が多いので
○○がある場所の色は〜、
という覚え方が使えない場合が多くて
点の位置(色の位置)を定めるのが難しいのも、制約となり
結局、「部屋に全ての色がやってきた」計画は断念しました。