Proteus VXのVelocity

Proteus VXのVelocityの効き方が、どうもおかしいなあと悩んでいた。
具体的に言うと、小さい音が出なかったのだ。
Velocityを1とか極端に小さい音にしても、確実に(聞こえる音)が出てしまう。
そのせいで、スネアドラムなどリズム楽器の打ち込みが、思うようにできなくて困っていた。


そんなはずない!
といいかげんイライラしてきたので、よく画面を見ると
Dynamicというパラメーターに気がついた。
これは、怪しい。
ダイナミズムとかダイナミックレンジなどの言葉を連想させる。


これをいじって、ようやく問題が解決した。
Dynamic1というパラメータを64に設定してやればよい。
こえは、ベロシティのボリュームへの効き具合を指定するパラメーターらしい。


これに伴い、Domino 定義ファイルを改造することにした。
MIDI機器の状態を合わせる)機能に対応するために
Sync="Last"という属性を加えた。
ついでにデフォルトデータにDynamic1を64にするマクロを加えた。


実はDynamic1のパラメーターは、音色を選択するごとにリセットされる。
このパラメーターも含めて、ひとつの音色ということなんだろう。
しかし邪魔でしかないので、上のようにデフォルトで64にセットしてしまうようにした。